2010-03-08

MILK

今年(2010年)のアカデミーは見ていません。なんか、興味のわくく映画がなかったから。
去年(2009年)は見ていたんですけどね。(コメントはこちら↓)
http://msnuvolari.blogspot.com/2009/02/blog-post_23.html

2009年アカデミー賞は 「MILK」 でショーン・ペン が主演男優賞とったり、脚本賞も取ったんじゃなかったかしら?(↑のブログを見ると、確かにスピーチをした人が泣いちゃって・・・シンミリだった)

で、見た映画ですが 「MILK」 です。Harvey Milk という アメリカの Gay の市民権獲得のために戦った実在の人物のお話。実は見始めたときに度肝を抜かれたと言うか・・・ビックリしちゃったんですが(理由は見て、自分で考えてください。映像の衝撃というか・・・・)
映像の衝撃はおいておいて、1970年代後半でGayの市民権をめぐる議案(例えば、学校の先生はGayであってはいけない とか・・・・ )などがマトモに議論されていたという事実に 今更ながらちょっとビックリ。その頃、既に私は物心ついており、このニュースは少しだけ知っておりましたが 実際の映像などを見て再ビックリいたしました。 アメリカ、結構保守的ですから・・・・いろいろな 信条、宗教、考え方がありますしね。

それと、ショーン・ペン いい俳優さんですね。非常に素敵。今回は生粋のGay になりきっています。「Gayの役なんて やるのかなぁ~」 なんて内心ミスキャストと思っていたのですが、とんでもないでした。
彼はHaiti地震のときも 2週間から3週間も現地に留まって支援活動をして CNN のインタビューなどにも出ていましたが、咥えタバコで荷物なんか運んでいたりして なかなか渋かったですね。強面でモソモソとつまらなそうに喋りますが、「やるべき だと思ったことは、やる」 というマジメな姿勢に好感を持ちました。 「MILK」 一回観て、損はないと思いますよ。 Gayが苦手な人も人の権利を守るために戦った一人の政治家の話として、また1970年代のアメリカの一部分を見るのにいい映画だと思います。

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