2009-03-18

他言語を学ぶことについて

昨日 (3/17)は、高校の日本語クラスのアシスタント ボランティアの2回目でした。初回は見るもの全てが珍しいし、生徒も面白い子ばかりだったので、それだけで時間が過ぎていきました。今回はちょっと考えさせられちゃった。課題プリントをやっているときのこと・・・・・
私: (あ、進んでないみたいだ) なんか問題ある?わからないところあるかな?
生徒: プリントのある部分を指差して (日本語で書いてある) 意味がわからないんです。
「あなたは なんじ に おきますか?」
私 : What time do you wake up ? ってことかな。
生徒: 6時
私 : じゃそれを 日本語で書いてみようね。
スラスラ書ける生徒もいれば、勉強に身が入っていなくて 平仮名もうまく書けない生徒ももいるのです。その中で質問した生徒は後者。 やおら、今まで貰ったハンドアウトをひっくり返して単語を調べてます。かなり苦労をして、私の顔色をうかがいつつ答えを書き終わりました。
生徒 : これでいい?
「わたし わ ろくじ おきます」
判読不明な平仮名はOKとして、 『わ』 は 『は』 だよな~ 『ろくじ おきます』 じゃなくて 『ろくじ に おきます』 だよな~ と思って、横からちょこちょこって直したりして・・・・・
直したものに対して、ちょっと日本語に興味のある子に 『は』 って、どうして『わ』 じゃないの?『に』 って何? て聞かれた時 暫し考えてしまった。 『に』 は 「at 6 」 でいいと思うのですが、『は』 については説明できません。まあ、そんな専門的なことは 先生にまわしてしまえばいいのですが・・・・ 案外、説明できないものですね。物心ついたときから、そんなものだ。 と思って使っているものだからでしょうか?子供のときは きっと間違えていたのかもしれないけど、どうやって克服したかなんて忘れちゃったしね。
英語Tutor のNina さんにも 「Second Language の文法を学ぶときに、native に聞いても明確な答を得られないことは多々あるし、そんなにシステマティックに整理された文法を持っている言語はほとんどないから、ある程度は理屈じゃなくて、覚えるしかない と考えないとダメなときもあるのよね~」 と言われたっけ。 でも、彼女曰く 「日本語は文法の例外がほとんどないから、覚えやすいはず」 とのこと。
ふーむ。そうなのか。

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